階級 08 // ケルビム
ヘレル
客人の王
客人
コンセプトアート — 画:D. Bretas、2025年。
階級
ケルビム
ケルビムは畏怖と驚異の存在であり、美と神秘において計り知れない。全能者の意志の最初の息のうちに形づくられ、永遠者より先にあり、力においてこれを超える。その真の姿はこの世のものではない。翼の上に翼を重ね、炎と風の体をもち、面は火のように移り変わる。それでも天軍のうちでは、しばしば大いなる獣として現れる——荘厳に、兆しのごとく広がりを翔けて。年下の同族との交わりを望み、彼らは「面(ヴィサージュ)」を取った。必要ではなく、情愛によって選ばれた人型の姿である。
古き者
ヘレル
その中にヘレルが立っていた。輝かしく力強く、栄光をまとった君であり、奥義を託された者であった。だが時とともに、光は内へ向いた。なぜ栄光は玉座へ帰るのか、なぜ力は分かたれるのか、なぜ塵が全能者の像を帯びるのか——彼は問うた。偽りを語り、背を向け、叛乱の火を点けた最初の者となった。永遠者の三分の一が彼に従った。ゆえに彼は投げ落とされ、翼は断たれた。かつて古き龍であった者は、いま影のうちを這う。それでもその美は残り、汚された井戸に損なわれてはいない。彼は戦の設計者。客人の王である。
手帳より
習作
コンセプトアート — 画:D. Bretas、2025年。